ファスティング(断食)を成功させるなら回復食(復食期間)が大切!

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酵素ドリンクやスムージーを使ったファスティングは、ものすごく流行っていますよね。
断食の健康効果も認知されているため、テレビや雑誌などで特集されることも増えてきました。

ただし、ファスティングをするだけで満足して、その後が疎かになっている人が少なくありません。

実は、ファスティング後は胃腸が休息状態に入っているので、急に元の食事に戻すと体への負担が大きいわけです。

なので、必ず回復食として消化に良い食事を心がけなくてはいけません。
ここでは、ファスティング後の回復食について解説をします。

回復食って何?

回復食とは、ファスティングが終わってから、元の食事に戻すまでの準備として食べるものです。
回復食を食べる期間を、「復食期間」と言ったりもしますね。

断食中は固形物を一切食べないため、胃腸の機能はほとんど停止しています。
なので、消化に良い食事を心がけて、少しずつ胃腸を慣らしていかないといけません。

ファスティングのストレスでドカ食いをしてしまうと、血糖値が急激に上昇して脂肪が付きやすくなります。

また、最悪の場合だと、腸閉塞や腸ねん転などで命にかかわるケースもあるようです。

そういったリスクを抑えるために、回復食の期間を設けることが重要だといえるでしょう。

回復食の期間で気を付けるべきポイント

断食日数と同じ日数の復食期間が必要

ファスティングを行って固形物を食べない期間は、胃腸での消化活動はほとんど行われません。

胃腸の機能が止まっているため、急に食べ物を大量に送り込むと大きな負担が掛かるわけです。
これまでの不足した栄養を吸収しようとして、リバウンドすることもあります。

だから、必ず復食期間が必要になるのですが、その目安としては断食期間と同じ日数が必要です。
1日の断食なら1日の復食期間、3日の断食なら3日の断食期間ということになります。

こうすることで、内臓への負担を最小限に抑えることができ、体にダメージを与えることもありません。

薄味な食事を少量食べる

断食期間が長くなるほど、濃い味のものを食べたくなると思います。
脂っこいものやジャンクフード、お菓子といったものですね。

でも、味が濃いということは調味料がたくさん入っているわけで、空きっ腹に入れると胃腸を刺激してしまいます。

できるだけ薄味なものにすると、内臓への負担を和らげて、さらに食べ過ぎも防ぐことができるでしょう。

復食期間中は、腹半分以下の量に抑えるようにしてください。
腹八分目でも多すぎるくらいなので、少量の食事で我慢することが大切です。

よく噛んで食べる

これは復食期間中に限りませんが、よく噛んで食べることは非常に重要ですね。

食べ物を小さく咀嚼するほど、表面積が大きくなって消化液と混ざりやすくなります。
なので、消化が良くなって、胃腸を刺激することがありません。

また、噛むことで満腹中枢が刺激されるため、食べ過ぎを防ぐことにもつながります。

あまり噛まない人は、満腹を感じる前に食べ物を口に入れるため、食べ過ぎてしまう可能性が高いです。

さらに、血糖値が急上昇して急降下するというカーブを描くので、空腹も感じやすくなりますね。

実際、早食いの人ほど、肥満体質が多いというデータも出ています。

早食いの人は現在のBMIが高い傾向にあること、さらには20歳時点からのBMI増加量も高いことがわかりました。
これらの傾向は他の要因(摂取エネルギー量・年齢・喫煙・身体活動・飲酒習慣)を調整しても統計的に意味のある差であることが認められています。

引用:e-ヘルスネット(厚生労働省)

噛む回数が増えれば、それだけ食べるスピードはゆっくりになります。
脳が刺激されて少ない量で満腹を感じやすくなりますし、血糖値の上昇も緩やかになって空腹を感じにくくなるわけです。

よく噛んで食べるということは、ダイエットにおいては欠かせない要素だといえるでしょう。

回復食はお粥じゃないといけないの?

断食からの回復食といえば、お粥が定番の食事だとされています。
ネットで回復食と検索しても、「お粥を食べましょう」といった文言ばかり出てくるはずです。

でも、これは水断食を行う場合の回復食ですね。
宗教などで行うような断食は、一定期間は水しか飲みません。

水しか飲まなければ、糖質不足による低血糖状態となります。
すると、体内で色々なホルモンが作用して、血糖値を調整しようとするんです。

そんな状態で炭水化物を大量に摂ってしまうと、血糖値が異常に上昇して危険にさらされてしまいます。

だから、お粥や重湯などを食べて、ゆっくりと血糖値を上げましょうという話になるわけです。

しかし、酵素ダイエットで行うのは、水断食ではなくてファスティングという方法となります。

酵素ドリンクと水だけで断食を行うもので、酵素ドリンクに糖分や栄養素が含まれるので低血糖状態にはなりません。

そのため、お粥にこだわる必要はないんですね。
むしろ、日本人は白米が好きですから、お粥だと食べ過ぎてしまう可能性があります。

お粥が絶対にダメではないのですが、酵素の働きを最大化したいなら別の食材を食べることをおススメします。

回復食で食べるべき食材とは?

回復食で選ぶ食材は、自然なものを選ぶのが基本です。
加工食品には添加物が含まれているため、胃腸への負担が重くなります。

ファスティングの後は、全身の毒素が抜けて代謝が高まっている状態です。
そこで効率良く酵素を摂取できれば、もっと新陳代謝が良くなって脂肪が燃えやすい体になるでしょう。

そのために、自然の野菜や果物、発酵食品などを優先的に食べるようにしてください。

回復食に優れている食材は、「まごわやさしい」と覚えましょう。
これは、医学博士でもある食品研究科の吉村裕之先生が提唱している、バランスの良い食事の覚え方です。

生活習慣病の予防にもつながる食生活を実現できる食材なので、復食期間にもピッタリだといえますね。

これらに加えて、納豆やキムチ、ヨーグルトなどの発酵食品を食べるようにしましょう。
食物酵素がたっぷり入っているので、より代謝が活発になります。

復食期間中に食べてはいけない食材

逆に、食べるべきではない食材も明確にしておきましょう。
ダメな食材の条件としては、以下の通りです。

  • 胃腸への刺激が強いもの
  • 消化に悪いもの

具体的には、肉類や揚げ物、味が濃いものといった感じですね。
飲み物系としては、アルコール類やカフェイン飲料は避けてください。

特に注意するべきなのが、小麦(グルテン)を含んだ食材です。
パンやパスタ、シリアルといった食べ物となります。

グルテンには「グリアジン」という成分が含まれていて、これは食欲を増進させる働きがあります。
また、血糖値が急上昇するので、脂肪が付きやすくなりますね。

だから、小麦類を避けたグルテンフリーの食事を意識しないといけません。

魚や野菜などのヘルシーな食事を心がけていれば、特に問題はないと思います。
少ない量をよく噛んで食べるようにすると、胃腸への負担も少なくて済むでしょう。

以上、復食期間の食事について解説をしました。

ファスティングの効果としては、胃腸を休息させることによって代謝を高めることです。

でも、ちゃんと復食期間を設けないと、逆に代謝を落とすことになります。
しっかりと痩せるためにも、回復食には特に気を遣うようにしてください。

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