断食で耐えられる最大の限界日数は?適切な断食日数の決め方について

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断食(ファスティング)によるダイエットを考えた時に、「何日まで耐えられるのか?」と疑問に持つことがありますよね。
期間が長い方が痩せられるでしょうし、すぐに痩せたい人は限界まで挑戦したいと思うかもしれません。

もしくは、適切な断食の日数が分からないという人もいるはずです。
手っ取り早く痩せるには、「何日間の断食がベストなのか?」ということですね。

個人差があるので一概に言えないのですが、目的に応じて目安となる断食の日数があります。
ここでは、断食の限界と適切な日数の決め方を紹介していきます。

人は絶食状態で何日耐えられるのか?

人間は本来、毎日食事をしなくても生きていくことができます。

原始時代には狩りをして生活をしていましたから、獲物が獲れない日は何も食べることができませんでした。
だから、絶食状態でも数日間は生きられるように進化してきたわけです。

安定的に毎日食事ができるようになったのは、農業が発達してからのことですね。
農作物を栽培することで、狩りをしなくても生きられるようになりました。

人類の歴史は200万年以上ですが、農業が生まれたのは2万年ほど前です。
長い歴史で考えると、毎日の食事ができるのは最近のことだといえるでしょう。

水だけで1ヶ月くらいは生きられる

たまにニュースなどで、山で遭難して救出された人の話題が出てきますよね。
1週間とか10日間とか食べていなくても、無事に生還できたという話はよくあります。
一般的には、水さえあれば1ヶ月は生きられると言われているようです。

しかし、水が無ければ1週間も生きられません。
人間の体の70%は水分で構成されていますから、常に水分を補給しないといけないわけです。

数日間の断食は安全ですが、水分補給は絶対に欠かさないようにしてください。

ちなみに、断食の世界記録は382日とのこと。
214kgもあったイギリス人男性が、ダイエットのために飲み物とビタミン剤だけで断食を行いました。
その結果、81kgまで体重を落としたそうです。

ただ、これは特殊な例ですし、医師の指導の下で行ったらしいので、一般の方には参考になりません。

個人で安全に断食するなら1週間を限度にする

頑張れば1ヶ月間は断食できますが、健康を害する可能性があるので絶対にやらないでください。
自宅で安全に断食をするのなら、1週間を限度にしましょう。

ただし、それも慣れている人だけで、初心者であれば3日間を上限にした方が良いですね。
3日間なら丁度良い期間ですし、ダイエットやデトックスなどで効果を期待できるはずです。

長期の断食によるリスクについて

断食をすると、体のエネルギー源であるブドウ糖が不足してしまいます。
ブドウ糖は体内で少ししか貯蔵できないため、最大でも2日くらいしか持ちません。

体内のブドウ糖が無くなってしまうと、肝臓で脂肪を分解して脂肪酸を作ってエネルギーに変えます。
そして、脂肪酸を燃焼した時にできるケトン体という物質が、脳へのエネルギー源となるわけです。

肝臓がフル稼働する状態となるので、長期間の断食だと肝臓を傷めるかもしれません。

また、脂肪酸やケトン体でもエネルギーが足りなくなると、次は筋肉を分解して糖質を作り出す「糖新生」と呼ばれる反応が起こります。
これによって筋肉が衰えてしまうので、体全体の機能が悪くなりますね。

このように、断食期間が長くなると色々な問題が出てくるので、適度な期間に抑える必要があるでしょう。

断食は美容や健康に優れている

断食はリスクが高いと思われていますが、むしろ逆で健康に優れている方法です。
胃腸の活動を休ませることで、デトックスや免疫力の向上などに力を注ぐことができるからですね。

これは研究でも明らかになっており、食事量を制限した動物は、明らかに寿命が延びたり、ウイルスへの抵抗力もアップするそうです。
食べ過ぎると生活習慣病の原因にもなりますし、小食の方がメリットは大きいでしょう。

他にも、以下のような効果を得ることができます。

  • 便秘の改善
  • 肌がキレイになる
  • 精神的に安定する
  • 脳が活性化する

やりすぎは禁物ですが、適度な断食を取り入れることで、美容や健康に良い影響を与えられますよ。

適切な断食日数の決め方について

結論から言うと、個人差や目的によって異なるので、適切な断食日数というのは決まっていません。
ダイエット目的の断食の場合、3日間で良い人もいれば、7日以上の断食が必要な人もいます。

おすすめの方法としては、1~3日の間で調整するということです。
最初は1日の断食から始めて、最大でも3日間の間に抑えるようにしてください。
2~3週間おきに断食を繰り返すことで、目標の体重まで落としていきます。

断食において重要なことは、長期間やるのではなく継続して行うことです。
6日間の断食を1回やるよりも、3日間の断食を2回やる方が効果は高くなるでしょう。

実は、断食期間が長くなるほど、落ちる体重のペースは下がっていきます。
3日までの断食は1日に1kgのペースで落ちますが、4日目以降になると300gくらいしか減りません。

体重が落ちすぎると体が異常事態だと認識するため、できるだけ脂肪を燃やさないようにするからですね。
代謝も下がってしまいますから、太りやすい体質になってしまいます。

なので、体重のペースを見ながら、月に1~2回の断食を定期的に行ってください。

安全な断食をする上で気を付けるべきこと

好転反応が出ても気にしない

断食を始めてすぐは、頭痛や吐き気などの体調不良が起きることがあります。
これは、好転反応と呼ばれるもので、体内の毒素や老廃物が排出される過程で起きる現象です。

体が良くなっている証拠ですから、あまり気にしないでください。
放置していれば、数日で回復するはずです
ここで断食を止めてしまったら、何の効果も得られません。

断食をすると胃腸の活動の活動が停止するため、余ったエネルギーによって新陳代謝が活発になります。
体の奥底に眠っていた毒素が浮上してきますから、それが血液に乗って全身に回ると不調をきたすわけです。

毒素が出ていくまでの辛抱なので、そのまま断食を続けるようにしてください。

断食が終わった後で急に食べ過ぎない

断食中は、お腹が空いてたまらないと思います。
特に、初心者や慣れていない人だと、強い空腹を感じてしまうでしょう。

しかし、断食が終わったからといって、急に食べ過ぎないようにしてください。
断食をするとエネルギーが少ない状態になるので、食べ過ぎると一気に栄養を吸収してリバウンドしてしまいます。

せっかく体重を落としたとしても、元に戻ってしまったら意味がありません。

また、今まで休んでいた胃腸に大量の食べ物が入ると、過度の負荷が掛かって消化不良を起こす可能性もありますね。

なので、ちゃんと復食期間を設けて、ゆっくりと食事量を戻してください。

以上、断食の限界と適切な日数の決め方を紹介しました。

無理をしすぎると体を壊しますから、自分の体調を見ながら断食の日数を決めるようにしてください。
少ない日数でも、継続して断食をすれば必ず効果は表れるはずです。

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