断食中の頭痛はヤバい?断食による頭痛の原因と対処法について

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断食(ファスティング)をすると色々な不調をきたすことがありますが、その中でも頭痛を感じる人が多いようです。
急に頭が痛くなると、断食が合わなかったのかと不安になるかもしれません。

これは好転反応と呼ばれ、体内の毒素や老廃物が排出される過程で、一時的に不調をきたす症状です。
異常なことではありませんから、心配はしないでください。

ただ、あまりにも頭痛が激しい場合には、それを和らげるための対処が必要です。
頭痛がするのには理由があるので、その理由に合った対処をすれば症状は治まっていくでしょう。

ここでは、断食中に頭痛が起きた時の対処について解説をします。

断食をすると好転反応が起きる

断食による体の不調の多くは、好転反応と呼ばれるものです。
体内では代謝が活発になるので、デトックスが促進されて溜まっていた毒素や老廃物を排出しようとします。

血液を回って全身の不要物が集められて、尿や便と一緒に排泄されるわけですね。
その際に、一部の毒素が臓器や細胞に入ってしまうため、色々な不調が起きてしまいます。

全ての毒素が排出されると、それまでの不調は治まります。
好転反応は、デトックスが働いている証拠なので、気にする必要はありません。

症状は色々ありますが、以下のようなものが一般的です。

  • 頭痛
  • 発熱
  • 便秘
  • 下痢
  • 吐き気
  • 腰痛

その中でも、頭痛を感じる人が多くなっています。
頭が痛くなるのは珍しいことではないので、不安にならないでください。

断食中に頭痛が起きる原因

断食をしたことで頭痛が起きるのは、日頃の食生活や生活習慣に原因があります。
毎日の生活で毒素や不要物を溜め込んでいると、それによって炎症を起こして頭が痛くなるわけです。

健康的な生活をしていれば頭痛は起きませんので、今までの生活習慣に問題があったと思ってください。
以下に、考えられる原因について解説をしていきます。

低血糖によるもの

食事をしないと、その間は栄養の補給ができません。
人間の体は糖質をエネルギー源としていますが、体内に貯蔵している糖質は1日くらいで使い果たしてしまいます。

すると、脂肪やたんぱく質を分解して糖分を作り出す「糖新生」と呼ばれる仕組みが働くわけです。
これによって、断食中でも血糖値を維持して活動することができます。

しかし、日常的に糖分を摂りすぎている人は、自分で糖分を作る機能が低下しているので糖新生が働きません。
ケーキやお菓子などのスイーツ類、ご飯やパンなどの糖質が好きな人は、十分に注意してください。

断食をすると、血糖値がどんどん下がっていき、低血糖状態となってしまいますね。
低血糖になると、頭痛やめまい、けいれんなどの症状が出てくるでしょう。

酸血症によるもの

断食の2日目以降になると、体内の糖分のほとんどを使い果たし、脂肪を燃焼させてエネルギーとして使います。
脂肪を燃焼させて脂肪酸を作り、それがエネルギー源となるわけですね。

そして、脳へのエネルギーとしては、脂肪酸を燃やしたときにできる「ケトン体」という物質を使います。

糖分を使用しているときは体内は弱アルカリ性ですが、ケトン体が増えると弱酸性の状態になります。
急な変化に体が対応できないと、酸血症となって頭痛が起きることがありますね。

体が慣れてくれば問題ないのですが、初めての断食の時に起きやすい症状です。

体内に化学物質が溜まっている

日頃からコンビニ弁当やインスタント食品、冷凍食品などを食べていると、食品添加物や残留農薬などの化学物質を大量に摂取することになります。
それらは肝臓や腎臓によって排出されるのですが、一部は体内に残ってしまうわけです。

特に、お菓子やパンなどに含まれるマーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やすため危険となります。

断食中は代謝がアップして脂肪燃焼が活発になりますが、その際にホルモンが化学物質に反応して炎症を起こし頭痛が起きるわけですね。

加工食品などを食べて化学物質を摂取しなければ、こういった頭痛は起きません。
食生活に問題がある人に、起きやすい頭痛だといえるでしょう。

ミネラルが足りていない

断食では、デトックスを促すために多量の水分補給が推奨されています。
たくさんの水分を補給することで、尿や汗と一緒に毒素を排泄できるからですね。
ただし、ナトリウムやカリウムなどのミネラル分も一緒に排出されてしまいます。

通常であれば、腎臓の働きによってミネラルが減りすぎないように調整を行うのですが、機能が低下していると必要なミネラルも排出されてしまうでしょう。

ミネラルが不足すると、水分の保持ができなくなり脱水症になります。
その脱水症の症状の一部として、頭痛が起きることがあるわけです。

断食中の頭痛を和らげる方法

糖分を補給する

低血糖状態による頭痛の場合、糖分を摂取すればすぐに改善されます。
血糖値が下がり過ぎた状態なので、それを正常な値にすれば良いだけですね。

ただし、糖分の質には注意してください。
白砂糖は精製の段階で色々な化学物質が混ぜられており、有害な食品添加物です。
ビタミンやミネラルなどの栄養も無いので、摂取する意味がありません。

糖分の摂取には、はちみつや黒砂糖などの無加工なものを使用しましょう。
ハーブティーなどに溶かして飲むことで、水分と一緒に糖分も補給することができます。

一気に摂ると血糖値が上がりすぎるので、少しずつ飲むようにしてください。
1日に3~4杯程度飲めば、頭痛を予防することができますよ。

水分を多めに摂取する

好転反応による頭痛の場合、いち早く体内の毒素を外部に排出する必要があります。
そのために、水分を摂取して利尿作用を高めることが大切です。

水分が足りていないと、血液がドロドロになって毒素が流れなくなってしまいます。
多量の水分を補給すれば、血行が促進されて体中の不要物が運ばれやすくなるでしょう。

断食中は水分が不足しがちなので、こまめに水分補給をすることが大切ですね。

塩分を摂取する

ミネラル不足による頭痛だと、塩分を補給することで改善されます。
多量の水分を補給して尿の回数が増えると、ミネラルも不足しがちです。

なので、水分補給の際には、塩分も一緒に補給したいですね。
水に少し塩を溶かして飲むだけで、必要なミネラル分を摂取できるでしょう。

ただ、塩分を摂りすぎると高血圧など病気のリスクを高めるので、1日あたり6gを目安に摂取してください。

断食を行う時には余裕を持つことが大切

週末などの休日を利用する

断食をするなら、平日ではなくて休日を選ぶようにしましょう。
食事をしないことで少なからずストレスを感じますし、忙しい時だと集中できないかもしれません。

だから、何の予定もない休みの日を利用して、断食を行うことをおススメします。
無理に仕事をやろうとすると、頭痛が激しくなってしまいますね。

肉体的にも精神的にも、余裕があるときに断食をしてください。

復食期間を設ける

断食を成功させるポイントは、しっかりと回復食を摂ることにあります。
何も食べない状態から急に普通の食事に戻すと、胃腸に大きな負担を掛けることになりますね。

すると、消化不良を起こしてしまい、下痢や便秘の原因となるでしょう。
頭痛や腹痛などが起きることもあるため、ゆっくりと食事を戻さないといけません。

焦って食べ過ぎてしまわないように、計画的に食事のスケジュールを立ててください。

異常を感じたら途中で止めても構わない

マジメな人ほど、最後までやりきることに固執してしまいます。
途中で投げ出すのが格好悪いと思っているため、辛くても無理に耐えようとするわけですね。

でも、無理をしてしまっては、体を壊すかもしれません。
好転反応による不調だと思っても、本当に病気にかかっている可能性もあります。

強い頭痛や吐き気などの症状が出たら、すぐに断食を中止してください。
落ち着いてから再開すれば良いだけですし、完璧主義にならないことが大切です。

思い切って諦めるだけの余裕があれば、楽に断食を行えるようになるでしょう。

以上、断食中に頭痛が起きた時の対処法を紹介しました。

頭痛が起きるということは、特に珍しいことではありません。
よくある症状ですから、正しい対処法を知っていれば困ることは無いでしょう。

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