断食(ファスティング)でアトピーが治る理由とは?免疫力と自然治癒能力を高めよう

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体中がかゆくて湿疹ができてしまったり、真っ赤に炎症を起こしたり、皮膚がボロボロにはがれてしまったり、アトピー性皮膚炎で悩んでいる人は多いでしょう。

アトピーの原因については完璧に解明されていませんが、免疫力が低下しているときにアレルギー反応を起こすことで発症すると言われています。

症状には個人差がありますが、重症だと体が動かせなくなって入院するレベルになる人もいますね。

実は、軽度のアトピーなら、断食(ファスティング)をすることで治すことができます。
免疫力と治癒能力を高めることができますから、色々な体の不調が改善されたりするわけです。

ここでは、断食とアトピーとの関係について解説をしていきます。

アトピー性皮膚炎とは何か?

アトピー性皮膚炎とは、アレルギー反応のうち皮膚の炎症を伴うものです。
赤くなったり、ジュクジュクした湿疹ができ、かくことで余計にひどくなってしまいます。

良くなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。
なので、治ったと思っても一時的で、数日後にはまた湿疹ができてしまいます。

アトピーの原因としては、皮膚から雑菌などが入り込んで、アレルギー反応を起こすことで発症するという説が有力です。

本来であれば、バリア機能によって皮膚は守られています。
しかし、そのバリア機能が低下していると、皮膚は外的な刺激を受けやすくなってしまうわけです。

人間の皮膚に備わっているバリア機能は、外からの刺激や雑菌などの外敵が体内に入り込まないように、また体内から水分などがもれないように守る大切な機能です。

アトピー性皮膚炎の人の皮膚は、このバリア機能が低下しているため、角質の細胞の間を埋めている角質細胞間脂質や水分を保つ天然保湿因子が減ってしまいます。

その結果、角層のバランスが崩れ、外からさまざまな刺激やアレルゲンが侵入しやすくなります。

引用:第一三共ヘルスケア

なので、アトピーを治すためには、肌のバリア機能を高めてアレルギー反応を防ぐことが重要となります。

アトピーには断食が効く理由

健康やダイエットとして人気の断食(ファスティング)ですが、実はアトピーの治療にも効果があるとして注目されています。

食事をしないことで、消化に使うはずだったエネルギーを他の部分へ回すことができるわけです。
その結果、色々な効果が期待できます。

アトピーに有効な作用としては、以下の通りです。

  • 免疫力を高めてアレルギー反応を抑える
  • 体内の毒素を排出してアレルゲンを抜く
  • 自然治癒力を高めてアトピーの症状を抑える

免疫力を高めてアレルギー反応を抑える

固形物を食べないでいると、体内では消化をする必要はありません。
そのため、胃腸の負担を和らげることができるわけです。

特に、腸内には免疫細胞の6割が存在しているので、腸を休めることで免疫力を高めることができます。

免疫力が高くなると、皮膚のバリア機能も向上するはずです。
外的な刺激でアレルギー反応を起こすこともなくなるので、アトピーになりにくい体質になれるでしょう。

体内の毒素を排出してアレルゲンを抜く

現代人の普段の食事には、食品添加物や化学物質などが多く含まれています。
アトピーの人は肌のバリア機能が低下しているので、アレルギーの原因となるアレルゲン物質なども皮膚から入っているわけです。

断食を行うことで、腸に溜まった宿便を排出することができます。
消化をしなくて良いために、排せつや新陳代謝にエネルギーを回せるからですね。

そのおかげで、体内の毒素や老廃物、アレルゲンなどが排出されて、アトピーの原因を取り除くことができるでしょう。

自然治癒力を高めてアトピーの症状を抑える

断食を行うことで、消化に使われるはずだったエネルギーが余ることになります。
その余ったエネルギーは、細胞の修復や新陳代謝などに活用されるわけです。

なので、アトピーでボロボロになった皮膚の再生が促され、症状を抑えることができるでしょう。
アトピーは、良くなったり悪くなったりを繰り返しますが、少しずつ皮膚の状態が良くなっていくはずです。

断食中に飲むべきドリンク

断食中は、固形物を食べずに水分のみで過ごします。
基本的には水だけで過ごすのですが、栄養補給のためにドリンクを作って飲むのがおススメです。

少しでも栄養を摂ることで、空腹を感じにくくなって、長時間の断食ができるようになります。

ニンジンリンゴジュース

ニンジンには、ビタミン・ミネラルが豊富で、抗酸化作用のあるベータカロテンなども含まれています。
そして、リンゴにはミネラルや食物酵素が豊富です。

ニンジン2本とリンゴ1個を、ミキサーに入れてジュースを作りましょう。
すぐに吸収されて栄養になりますし、胃腸にも負担を掛けません。

朝昼晩に1杯ずつ飲むことで、空腹感を和らげることができます。

寒天

10gの寒天を水で煮て、黒砂糖と塩を混ぜてください。
そのまま飲んでも良いですし、冷蔵庫で冷やして固めても構いません。

低カロリーでお腹を満たすことができますから、空腹時に飲むようにしましょう。

すまし汁

昆布と干しシイタケを10gずつを、水に1時間ほど浸しておきます。
それから沸騰する寸前まで熱して、昆布とシイタケを取り出してください。
あとは、醤油を数滴たらして完成です。

体を温める効果があるのでストレスを軽減できますし、お腹も適度に満たされます。

準備期間と復食期間が大切

一言で断食といっても、半日のプチ断食から数日間の本格的なものまであります。
最初から数日間の絶食をすると体の負担が大きいため、簡単なものから慣れていくことが望ましいですね。

最初は、半日間のプチ断食から始めて下さい。
前日の夕食を19時までに食べ終えて、翌日の昼食まで何も食べません。
これで、17~18時間の断食となります。

かなり長いように感じますが、睡眠時間も含むため体感時間は短いはずです。
これを毎日続けることで、胃腸を休めることができ、アトピーの症状を和らげることができるでしょう。

それが慣れてきたら、1~3日間と日数を調整してください。
断食の期間が長くなるほど、高い効果が期待できるはずです。

準備期間を設ける

断食を始めるときには、いきなり食事を抜いてはいけません。
急に食事を摂らなくなると、胃腸がビックリして体調を崩すことがあります。

体を慣らすために、必ず準備期間を設けるようにしてください。
具体的には、食事量を八分目以下にして食事量を抑えるわけです。
野菜を中心としたメニューにすることで、胃腸の活動を緩やかにできます。

準備期間は、断食期間と同等の日数が必要です。
1日断食なら1日の準備期間、3日断食なら3日の準備期間となります。

これをやるかどうかで、断食中の空腹度なども変わってきますよ。

復食期間が最も重要!

断食の中で、最も重要なのが復食期間です。
復食期間とは、断食が終わってから普通の食事に戻すまでの期間を指します。

断食が終わったからといってドカ食いをすると、急に大量の食べ物が入ることで胃腸を痛めてしまうわけです。
せっかく断食で胃腸を休めたとしても、逆効果となってしまいます。

断食の本番よりも復食期間の方が重要だと言う人もいるので、必ず忘れないようにしてください。

やり方としては、準備期間と同じように食事量を抑えます。
フルーツやお粥など、消化に良いものを腹五分目くらいに抑えて食べてください。

断食期間と同等の日数の中で、少しずつ食事量を増やしましょう。

以上、断食とアトピーについて解説をしました。

病院に頼らなくても、アトピーは自分で治せることがあります。
本来の免疫力や自然治癒能力を高められれば、症状は今よりも良くなるはずです。

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