断食で免疫力がアップする?免疫力を高めるための断食のコツ

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風邪を引いた時などには、「精の付くものを食べるべきだ」とよく言われますよね。
一般的には、栄養のあるものをたくさん食べれば、それだけ免疫力が上がると思われているようです。

しかし、最新の研究では、お腹いっぱい食べるほど免疫力が下がることが分かっています。
病気を治そうと無理して食べたとしても、逆効果になってしまうということです。

逆に、空腹時であるほど免疫力が上がってくるんですね。
カラダが不調な時には、何も食べずに我慢するというのが正解です。

つまり、毎日の生活に断食を取り入れれば、免疫力が高まって病気になりにくくなるといえます。
健康的な生活のためには、小食であるということが大切です。

ここでは、断食によって免疫力がアップする秘密を紹介していきますね。

空腹時に免疫力が高まるという研究結果

南カリフォルニア大学の研究によると、断食をすることで新しい白血球が生み出されて免疫力が向上することが発見されました。
免疫にかかわる造血幹細胞が活性化することで、免疫力のアップに繋がるようです。

南カリフォルニア大学(USC)長寿研究所のヴァルテル・ロンゴ教授らの研究によると、断食によって血液や免疫系の生成にかかわる造血幹細胞が活性化して、新しい白血球が生み出され、免疫系が再生することがわかった。

「飢餓状態になると、体はエネルギーを節約しようとして、ダメージを受け不要になった免疫細胞をリサイクルしようとするのではないか」とロンゴ教授は分析している。

引用:Jcastニュース

断食をすると体内では飢餓状態になりますから、生存本能が働いてエネルギーを節約しようとします。
その際に、古くなった細胞を分解してエネルギーに変換するわけです。

いくつかの免疫細胞も分解されるので、それを補うために新しい免疫細胞が作られていきます。
これが、免疫力がアップする仕組みですね。

空腹のときほど新しい白血球が作り出されるので、病気などで体調が悪い時には何も食べない方が良いでしょう。

怪我をした野生動物は、目の前にエサがあっても食べないそうです。
免疫力の仕組みを本能的に知っているので、空腹状態を作り出して早く傷を治そうとします。

人間も風邪を引いた時に食欲が無くなることがありますが、これも本能が働いて空腹状態になろうとしているわけです。
だから、そういった時には、無理に食べようとしないでください。

断食は老化防止にも効果がある

先ほどの南カリフォルニア大学の研究では、断食によって幹細胞の活性化を阻害する酵素や老化に関係するホルモンが減少することも発見しています。

幹細胞は、色々な細胞の元になる細胞なので、これが活性化すれば老化を防止するアンチエイジング効果が期待できるでしょう。
肌細胞が生まれ変わることでシワやたるみを予防できますし、髪のツヤなども維持することができるはずです。

また、人間は飢餓状態になると、「サーチュイン遺伝子」が働きます。
サーチュイン遺伝子とは、生命力や繁殖力を高めるための遺伝子で、命の危険があると判断した時に目覚めるものです。

これによって、傷ついた細胞が修復されて、新しく生まれ変わります。
細胞が若返りますから、美容や健康に高い効果を実感できるわけですね。

サルを使った動物実験では、エサの量を減らしたサルの方が、年を取っても若々しい見た目だったという結果が出ています。
食事量を減らして空腹状態にすることで、老化防止に繋がるということです。

日常生活に断食を取り入れることが大切

先述の通り、免疫力のアップや老化防止には断食が効果的です。
日常生活の中に断食を取り入れることで、常に細胞が活性化した状態を作り出すことができます。

ただ、断食は継続できなければ意味がありません。
週1回、月1回など、一定のペースで行わなければ、十分な効果を得ることができないわけです。
1回だけやって終わりなのでは、やらないほうがマシですね。

なので、朝食を抜くだけの「半日断食」や一日の絶食を行う「週末断食」をおススメします。
3日以上の本断食もありますが、ハードなので継続することが難しいです。
難易度の優しい断食を継続する方が、長い目で見て効果を実感できるでしょう。

半日断食

半日間(18時間)の断食で、誰でも手軽に行うことができるものです。
毎日でも実践できますから、継続的に取り組みやすいでしょう。

やり方としては、夕食を19時までに食べるようにします。
そして、翌日の13時までは水だけで過ごすといった方法ですね。

これにより18時間は絶食になりますから、体内では飢餓状態だと認識して細胞が活性化するはずです。
朝食を抜くだけなので、無意識のうちに実践している人もいるかもしれません。

週末断食

丸一日は固形物を口にしない方法で、24時間は水だけで過ごします。
断食するのは1日だけですが、前後に調整日を挟むので合計で3日間です。
なので、土日などの週末を利用するのが一般的ですね。

前日から食事量を減らしてから断食を行い、それから徐々に食事量を増やしていくといったプロセスを踏みます。
腸の働きを抑えることでデトックス効果も得られるので、宿便の排出は肌荒れ対策などにも有効でしょう。

詳しいやり方は、以下のページを参考にしてください。

以上、断食で免疫力を高める方法を紹介しました。

お腹一杯に食べるのが良いのではなく、時には空腹状態にして体にストレスを与えなくてはいけません。
断食を取り入れて、免疫細胞を活性化させるようにしましょう。

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